バレットジャーナル ~人生を変えるノート術~(ライダー・キャロル)

 

5年ほど前に一度試したバレットジャーナル(Bullet Journal)を

久々にもう一度始めてみようかなと思い始めたところ、

Bullet Journalは元々、Ryder Carrollという人が

独自のノート術として編み出して、世に広めたものだということを知り

彼の本を読んでみることにした。

 

5年前に一度試したときは、このノート術のエッセンスを何も知らずに、

ただデザインとか考えるの楽しい!くらいの気持ちでやってたもんだから

1年弱で飽きちゃったわけなんだけど、

この本を読んで、本来のメソッドに沿って使えば

今の自分にはとっても役立ちそうなものだということが実感できた。

 

SNSでBuJo(Bullet Jounal)関連の情報を検索すると

アーティスティックなデザインが無数に出てきて

素晴らしいものばかりだし、その芸術性が目立つのだけど、

実はBuJoのエッセンスはそこではない。

 

原題にもあるフレーズ:

”Track the past, Order the present, Design the future.”

 

これに凝縮されているように、自分の頭に浮かぶあらゆる考えを

とにかくメモして落としこんで、整理する。

そしてそれを反芻して無駄をそぎ落として、

自分にとって優先順位の高いものを見定めて実行していく。

そんなサイクルの基盤となる、何とも優れたツール。

 

それに、この本はそのメソッドの解説をベースにしながらも、

自分の目標に向かって、自分を奮い立たせるヒントも満載。

自己啓発の要素も強くて、今後、

折に触れて読み直したくなりそうな内容だった。

 

今回は図書館で見つかったのが日本語訳だったから

そっちで読んだけど、次は英語で読んでみるとまた面白いかもしれない。

 

早速、本の内容を思い出しながら、BuJoを始めることにしよう。